これまでの記事で、ポータブル電源の魅力や容量といった点について
皆さまにお伝えしておりましたが、今回の記事ではタイトルの通り
ポータブル電源関連の事故についてお伝えしたいと思います。
私が書いている記事では、やはりポータブル電源の良い面ばかりに着目して
お伝えする形になっており、購入を検討されている方の中には、
安全性について不安を覚える方々がいらっしゃるかと思いましたので、
今回の記事ではしっかりと事故についてお伝えします。
今回の記事でお伝えするのは、事故が起こった際の対処方法ではありません。
実際にあった事故を「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」の製品事故検索サイトから引用し、お伝えしています。
今回の記事を読んで頂いて、今後のポータブル電源購入時の注意点として
確認していただき、どういった注意が必要なのかを知り、
みなさまのポータブル電源購入時の一助となればと思います。
ポータブル電源関連の事故情報
早速ですが、本題のポータブル電源関連の事故情報について、
2017年から2021年にかけて10件の事故が報告されております。
(2022年は掲載されておりませんでした!良かった!!)
画像引用元:「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」
今回、事故情報を調べるために、「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」さんの
サイト内にある事故情報検索サイト「SAFE -Lite」より検索しました。
「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」の製品事故検索サイトはこちら
こちらに報告が上がっている情報では10件しかありませんでしたが、
その大半である6件を「PS5B」という型番の製品が占めておりました。
事故内容は商品の発火となっており、充電中や使用中に火災に至っています。
また、「事故原因区分」欄にはG1〜G3という分類がなされており、
そちらについても確認したところ(事故原因区分はこちらから)
G | 原因不明なもの |
G1 | 原因不明 |
G2 | 調査不能 |
G3 | 製品起因であるが、その原因が不明のもの |
原因不明で発火されるとは、たまったものじゃありません。。。
ポータブル電源を購入する際に気をつけたいこと
前の章の事故一覧画像を見ていただいてわかるように
「製造・輸入・販売業者」欄が「不明」となっているものが多くあります。
ポータブル電源を購入する際には、製品のスペックや値段だけを見て
購入するのではなく、販売元、製品の制作元の会社が信頼できるのか
といった点を十分に考慮して購入すべきだと思います。
高価な買い物であると同時に、キャンプや車中泊、災害時の利用を考えて購入される方が
大半を占めると思います。そんな思いで購入したポータブル電源が、事故の元となってしまっては悲しいですし、何よりご自身やご家族の命が脅かされる事態となってしまいます。
そのため、そういった点を気をつけたい方は
多少値が張るのを覚悟して大手のメーカーやポータブル電源を販売して
長いメーカーの製品を購入する方が良いでしょう。
「安物買いの銭失い」悪くなると命まで失う事態になりますので、
そうならないように十分に注意し購入することを強くお勧めします!
まとめ
今回の記事では、ポータブル電源関連の事故情報について
「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」の製品事故検索サイトからお伝えしました。
ポータブル電源は定められた用法ではない使い方、
あまりよくわからない販売元、製造元の製品を使用した場合は
自分自身やご家族の命をも脅かす危険性があるものと説明しました。
しかしながら、ポータブル電源は自然災害に見舞われた際にはとても心強い味方となり
キャンプや車中泊を行う際には、とても便利なもので有意義な時間を過ごすことができる
製品となっています。
ポータブル電源には危険性もあるということを十分に理解した上で、
ご自身の使い方や予算に合わせて購入することができれば災害時にも
多少は心が穏やかに、また趣味の時間がさらに有意義になるかと思います。
今後もポータブル電源について情報を発信していきます。
読者の皆さんの役に立つ情報が発信出来ればと嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。