ポータブル電源について

ポータブル電源の容量とは?

ポータブル電源の魅力近年、キャンプの流行や防災意欲の高まりにより 耳にする機会が増えてきたポータブル電源。 この記事をご覧になっている皆さんについて...

ポータブル電源の魅力について上記の記事でお伝えしておりますが、
さまざまな用途や目的に合わせて、電源容量を考えて購入する必要があります。

今回の記事ではバッテリー容量とはなんですか?という点から
どの容量を購入する方が良いのか?ということまで解説したいと思います。

購入を検討されている方は、こちらの記事を参考としていただければと思います♪

ポータブル電源の容量とは?

ポータブル電源のバッテリー容量は、「Wh(ワットアワー)」で表されます。

Wh = 1時間の消費電力

例えば、消費電力が、

50Wの家電を6時間使いたい場合は、300Wh(50W×6時間)

200Wの家電を2時間使いたい場合は400Wh(200W×2時間)

↑のバッテリー容量が必要となります。

【 W(ワット)】と【 Wh(ワットアワー)】の違い

電力の単位で、「W」と「Wh」という単位があります。

どちらも同じ【W】の英字が使われており、一見すると同じような
意味合いに感じられますが、実際には少し異なります。

こちらについては、製品表示を確認する際にも注意が必要です!

W 電力を表しています。一般的には消費電力となります。
Wh 電力量を表しています。どのくらいの電力を消費したかの量を表しています。

※電力会社の検針票を見ると、「ご使用量◯△KWh」と表示されています。
1ヶ月で使用した電力の量が記載されているので、この量を元にして料金を支払いますよね
…ちなみにですが、「K」は1000倍の表記なので、1KWhは1000Whです!

ポータブル電源に関していえば、この「Wh」容量が多い方が、より長い時間電気を使う事ができます。

容量別の使える機器のワット数

例を挙げるために、Jackery(ジャクリ)公式HPから240〜1500までの電源容量の製品を例に挙げて、下記の表で説明したいと思います。

表の左から製品名および画像、電源の容量、W数ごとの使用時間(約)として記載します。

※下記の表の画像をクリックすると商品ページにリンクしますので、
 その他の情報を詳しく知りたい方はご覧ください!

jackery社製品 電源容量 5Wの機器 50Wの機器 200Wの機器

jackery ポータブル電源240
241.9Wh 約38時間 約4時間弱 約58分


jackery ポータブル電源400
403Wh 約64時間 約6時間半 約1時間半


jackery ポータブル電源708
708Wh 約113時間 約11時間 約3時間弱


jackery ポータブル電源 1000
1002Wh 約160時間 約16時間 約4時間


jackery ポータブル電源1500
1534Wh 約245時間 約24時間半 約6時間

jackery公式HPの計算ツールより引用した数値です。
使用する電子機器によっては、使用時間に差が出ますので、その点ご留意ください!!

結局どの容量がいいの?

この記事では、ポータブル電源の容量についてや、「W」「Wh」の違いについて、
また、電源容量ごとに消費電力を当てはめて、時間数を割り出して紹介しました。

結局のところ、どの容量がいいのか?

についてですが、使用目的どういった電子機器を使用したいのかによって
変わってきます。

例えば、災害用に準備しておきたい。となった場合に
1500Whの容量を用意すればいいのか!とはならず、災害時でもスマートフォンのみ充電できれば充分!というのであれば、一番下の容量の240Whで事足りるかもしれません。

また、災害用ではなく、DIY等の日常使いとして、購入したいと考えている場合でも
消費電力が300Wで数分単位でしか使用しないから。という理由で700Whの
電源容量の製品を購入したとしても、定格出力や最大瞬間出力、起動電力が足りないため電子機器が使えない。

といった状態に陥る可能性があります。
そのため、購入前に「自分の目的は何なのか。購入後に使う商品のW数や、最大瞬間出力は
購入予定のポータブル電源と合致するのか」をしっかりと調べる必要があります。

決して、安くない買い物なので、後悔しないように、
事前の情報収集を怠らず、読者の皆さんが良い買い物ができればと思っております♪

 

今後もポータブル電源について、有益な情報を発信できればと考えていますので、
読者の皆さんの参考になれれば幸いです!

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!